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ゴンドラ安定走行ユニット(壁面走行ロボット) |
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高層ビル外壁の点検・補修の足場としての「ゴンドラ」は、予め走行レールが設備された一部の高層ビルを除き屋上常設のクレーンからのロープにより懸架されているのみで、急変するビル風の影響を受け大きく揺れることがあります。 事前に予想される場合には作業中止も可能ですが、作業中の場合にはこの揺れによるストレスは大きいものと考えられます。 また、ゴンドラ昇降中に諸作業を行う場合、壁面からの反力を受けゴンドラには壁面とは反対方向にブランコのような揺れが生じ作業効率の低下をきたしております。 |
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突風、ビル風、地震等を起因としたこの様な事故を防止し、安全安心を簡易に提供する方法は日本だけでなく、米国でも欧州でも従来ありませんでした。
新開発の本装置は、ゴンドラの振れ止めを行いこの様な事故を防止します。通常作業においても、本装置の利用によりゴンドラの振れ止めが可能となり作業性は大幅に向上します。 |
←・・突風に煽られるゴンドラ(米コロラド州デンバー)
“ゴンドラ ビルに衝突!(2005/12/1 NHKニュース) |
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概 要
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実働テスト
動画へ |
新開発のゴンドラ安定走行装置→ |
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1. |
自然災害や作業反力からゴンドラの振れ止めを行い、ゴンドラ作業における走行の安定性向上で安心作業環境を実現。 |
2. |
ゴンドラの昇降移動に同期した吸着走行を行い、ゴンドラと壁面の間を一定間隔に保ち、円滑な昇降稼動の作業性に優れた環境を実現。 |
3. |
シンプルで小型・軽量・コンパクトな持ち運び可能なユニット式でゴンドラ装着が容易。用途にあわせ複数台の装着が可能。 |
4. |
段差乗越えも可能で運用性に優れる。 |
5. |
ガラス/コンクリート/金属壁は勿論、モルタル/タイル壁への吸着走行が可能で優れた運用性を備える。 |
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ユニット仕 様 ・ 性 能 |
ユニットサイズ |
200 mm (幅) x 530 mm (長さ) x 110 mm (高さ) |
ユニット重量 |
約 7 kg |
吸着対象壁面 |
ガラス、金属壁面 及び コンクリート、モルタル、*タイル等の凸凹の著しい壁面 |
壁から引剥に要する力 |
論理吸着力 120 kg / ユニット |
ポンプ所要電源 |
100 V 、200 W |
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注) |
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一部仕様変更の可能性があります。 |
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* |
タイルに関しては目地の深さの程度によっては吸着しないケースも想定されますので、事前にご相談願います。 |
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